障害者手帳と障害年金

障害者手帳と呼ばれるものには次のような種類があります。
●身体障害者手帳
●精神障害者保健福祉手帳
●療育手帳

 

身体障害者手帳
視覚、聴覚、言語、肢体、心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸、免疫など身体やその機能に障害を持つ人に発行されるもので1級から6級までの等級があります。診断書の内容に基づき、対象者の居住地の市または都道府県が発行します。

 

精神障害者保健福祉手帳
以下のような精神疾患により、長期にわたって日常生活や社会生活への制約がある方を対象に、
 ・統合失調症
 ・うつ病、躁うつ病などの気分障害
 ・てんかん
 ・有機溶剤などの産業化合物やアルコールなどの嗜好品、薬物等による急性中毒
  またはその依存症
 ・自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害などの発達障害(精神遅滞を伴うものを除く)
 ・高次脳機能障害
 ・その他精神疾患

 

判定は各地域の精神保健福祉センターが行い、1級から3級の等級があります。

 

療育手帳
知的障害を持つ人に対し、都道府県知事が独自に発行しているものです。
地域により、「愛の手帳」「みどりの手帳」「愛護手帳」などの呼び名があります。

 

このように「障害者手帳」にはいくつかの種類がありますが、それぞれの等級に該当する内容が異なります。これらの手帳を取得すると、同じ等級の障害年金の受給権が発生すると思われる方がいらっしゃいますが、障害者手帳と障害年金は全く別の制度によるものです。障害等級を判定する機関がそれぞれ異なり、申請方法やサービス内容、支給条件も異なります。

 

障害者手帳をお持ちの方はその傷病の種類やお持ちの手帳の等級により、障害年金を請求する際にある程度の目安となる場合もありますが、必ずしも障害年金を請求できるとは限りません。障害者手帳をお持ちの方で、障害年金の請求をご希望の方は当事務所へお問い合わせください。

 

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